製作国:イタリア
イタリアで1930年代に作られた実験機ですネ。
胴体が空洞の樽みたいになってて、その中にプロペラとエンジン全部入ってるでした。
見た目はすごくおもちゃみたいですが、時速130キロくらいで飛べるですネ。
ちょっと安定しすぎるなので、曲がるの難しくて結局1機しか作られなかったでした。
でもジェットエンジン開発に影響いっぱいだから、結果オーライ? ですネ??
製作国:日本
現代日本が陸上自衛隊の誇る偵察ヘリコプター・通称『ニンジャ』でした。
日本で作られた子で、得意なのは機敏に動く事。
操縦桿手放ししたままホバリングとか、宙返りも出来るですネ。
この子出来た後に偵察任務は無人機のする任務になったなので、34機で作るの終わっちゃったです。
今でも使われてるので、基地のお祭りとかで見られるかもですネ。
リプレイだと機銃撃ったりしてるですけど、ホントの子は機銃ないです。
積んでるのは対空ミサイルですネ。
製作国:ドイツ
「自走爆雷」言われてて、100kg近くの爆薬積んで走れるです。
遠くからリモコン操作で動くなので、人間が乗って動かさないでも良くて安全ですネ!
爆薬おろしたら人間が乗って動かすことも出来るし、ちっちゃい戦車みたいです。楽しいですネ。
7000台くらい量産されました。
……ただ、その。有線リモコンなので線が切れたら動かなくなっちゃうなので。
あと装甲もそんなに厚くないです。動くのも遅くて、段差も苦手です。
だからって面白半分に攻撃したら爆発するなので、遊んじゃだめですネ!
製作国:アメリカ
UFOじゃないです。ちゃんとした艦上戦闘機ですネ!
胴体と羽がまんまるく繋がった「円盤翼」っていう羽で、短距離で離陸できるはずの子だったです。
……実は、一度も空飛んだことないですネ。
模型は飛んだですけど、本物が出来上がったのは戦争終わった後でした。すこし遅かったですネ。
動力もちょっと時代遅れになっちゃったなので、そのまま開発中止でした。
まんまるい形がとっても丈夫で、スクラップにするのがとても大変だったくらいですネ。
製作国:日本
羽の生えた空飛ぶ戦車・空挺戦車ですネ。
羽さえ取り外せば普通の九八式軽戦車なので、戦車連れてくの難しい場所にも行けるのが嬉しいですネ。
自分では飛べないなので、飛ぶときは他の飛行機に引っ張ってもらって滑空するグライダーです。
ただ、飛ばすのも着陸するのも条件厳しくて難しいなので開発途中でおしまいになったでした。
もし実現してたとしても、飛ばせるくらいだから戦車自体もちいちゃいですし、すぐ撃破されてそうですネ。
製作国:イギリス
ゴリアテと同じく「自走爆雷」ですネ。……自走できれば。
まんまるのボビンみたいな形で、車輪の横にいっぱい付いてるのはロケットでした。
このロケットの推進力で車輪を回して、コンクリートで出来た陣地に突っ込んでもらって大爆発したいですネ!
……回れば。
実際は。
どこに進むかわかんないし、ちゃんと車輪回らないし、あげくのはてに横倒しになるみたいな。
この子とゴリアテ、あとフライングパンケーキの3つで「世界三大珍兵器」なんてこと言うのは誰ですネ?
製作国:アメリカ
ワタシですネ。艦同士で戦うより、飛行機撃ち落として他の艦を守るために作られたでした。
現代だと「防空巡洋艦」言われてますネ。空母のワスプ、ホーネットの直衛任務してたですけど……。
ワスプは潜水艦の魚雷で。ホーネットは命中段多数で。両方とも守れないで沈んでしまったです。
だから次の任務こそはと思ってたら、これが日本で言う「第三次ソロモン海戦」っぽいです。
ソロモンの悪夢っぽいです。やっぱり13日の金曜日ってこわいんですネ。
ワタシも大破撤退中に遭った潜水艦の魚雷で、真っ二つになって沈むの、一瞬でした。
乗ってたサリヴァン家の5人兄弟も全員亡くなって、「ソウル・サバイバー・ポリシー」制度が生まれたですネ。
サンフランシスコもヘレナも悪くないです。仕方ないことですネ。